What is the Amish School
~アーミッシュの学校~
アーミッシュの子供たちは、とてもユニークな教育を受けています。
子供たちが通う学校は、小学校一年生から八年生までひとつの教育で皆いっしょに、
ひとりの先生から授業を受けます。
これが、いわゆる「ワン・ルーム・スクール」と呼ばれるものです。
先生は、たいてい若いアーミッシュの未婚の女性で、八学年からなる40~50人の生徒たちを、
たったひとりで一学年ごとに代わる代わる教えるのです。
科目は、「英語」と彼らが日常で使う「ペンシルバニア・ドイツ語」の読み書きと「算数」。
ひとつの教科をひとりの先生が学年ごとに教えます。
とても家族的な雰囲気の中で同じ教科を皆で勉強するわけです。
生徒たちは先生が他の学年を教えている間は自習をします。
年下の子供たちは、他の学年の授業を聴くことで、予習にもなり、
また年上の子供たちは、年下の子供たちに教えることによって復習にもなります。 
学校では宗教教育はありません。宗教は当然家庭で教えるべきもので、
さまざまな経験の中から自然に学ぶものと考えているからです。
学校教育は、八年生(中学ニ年生)で修了です。
もちろん、まれに大学まで進む子供もいますが、それは、本当に何か専門的に学びたい子供、
例えばどうしても医者になりたいという場合に限られます。
「立派な農夫とその妻になること」を目標に子供を育てるので、しばしば牧場が教室になり、
畑の耕し方や乳搾りなどの、自然に親しみながらの実践的な勉強に重きがおかれています。
つまり、知識を広げることよりも、昔ながらの生活習慣や生活の知恵を学び、
素朴に生きることを大切にしているのです。
大地にしっかりと足をつけて、神とともに生きていくためには、
人とコミュニケーションをとるための読み書きと日常生活に必要な計算や勘定ができれば、
それで十分とアーミッシュの人たちは考えています。
実際の経験こそ、「生涯の先生」と考えているのです。










