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Valentine's Day
~バレンタインデー~


雪や寒さで家に閉じこもりがちな、二月のちょうど中旬にある「陽気なホリデー、バレンタイン」。
アメリカではこの日、クリスマスに次いで、カードの交換が盛んに行われ、
母の日に次いで、電話による花の贈り物の注文が殺到します。
バレンタイン。その成り立ちについては、いくつか説があります。
一説によるとその起源は、遠く起源270年ごろ、ローマに住んでいた慈悲深い殉教者、聖バレンタインの名に
由来しているといわれます。
当時、二月十四日は、古代ローマ人が、女神ジュノーを祭った祝日でした。
この日、ローマの若い男性たちは、パートナーの女性をくじで決めて、
ゲームやダンスに興じたといわれます。そのころのローマ皇帝は、兵士たちが結婚すると、
戦地で妻や家族のことが気になり、士気が落ちると考え、兵士たちの結婚を禁止していました。
かわいそうに思った聖バレンタインは、恋人たちのためにこっそり結婚式を挙げる手伝いをしていました。
これが発覚し、怒った皇帝はバレンタインを処刑したのです。
また彼が奇跡によって、目が見えるように治したという若い女の人に、
「あなたのバレンタインより・・・・・」としるしたメモを送ったと伝えられており、
これが今日、バレンタイン・メッセージとして残っています。
今では、バレンタイン・デーは、意中の人に恋心をうち明ける特別な日となっているようです。
「私のバレンタインになってください“Be my Valentine(ビー・マイ・バレンタイン) ”という
メッセージをつけて、プレゼントを贈ることもあります。


バレンタイン・デーのおなじみのシンボルとしてはさまざまなものが登場しますが、
そのいくつかをご紹介いたします。
ポピュラーなものでは、なんといっても「ハート」や「キューピッド」。
髪の毛をカールをさせた、ちょっと小太りで背中に羽がはえた男の子・・・・「キューピッド」は、
もともとはギリシャ神話に登場するちょっといたずらな「恋愛の使者」として有名です。
そのキューピッドが、人の心に向かって恋の矢を放つと、その矢に心を射られた人は、
たちまちそばにいる人と恋におちてしまうというのです。どこで放たれるかわからない、
この矢のおかげで、予想もしなかったカップルが生まれたりすることから、
「恋は盲目」といわれるわけです。


次に登場するのが、“Love Birds”(二羽の鳥)。
その昔、鳥はちょうど二月十四日のバレンタイン・デーのころから仲良くつがい始めると信じられていました。
なかには、一生同じパートナーとつがう鳥もいるところから、「愛と誠の象徴」となったものです。
とても幸せそうな仲の良いカップルを、英語で「ラブ・バーズ」(“Love Birds”・・・・・恋する鳥たち)
などと呼ぶことがあります。


バレンタインの愛のシンボルとしては、時代とともにいろいろなものが登場しては消えていきました。
その一つに“True Love-knot”(トゥルー・ノット)というものがあります。
いくつもの美しい輪をつなぎ合わせて、その切れ目のない結び目に限りない愛の言葉を書きつらねていくものです。


英語の表現の一つに「彼女の手を求める」というものがあります。
これは、「結婚を申し込むプロポーズの意味」であるところから、 紙で作った手形や本物の手袋が
愛のシンボルとされていた時期もありました。このほかにも、大変高価だったおしゃれな靴下どめや香水、
また宝石を贈ることが流行ったこともあったようです。
このように、バレンタインにまつわるエピソードは数々ありますが、アメリカでは、男女を問わず、
自分の大切な人に好意を伝える日として定着し、広く親しまれています。




 

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